コロナ禍の掟**生きる条件  田口道子

コロナ禍の捉 ” 毎日成す事 “

2022/09/21
LSC 関東新人歓迎オリエンテーション講演原稿
料理研究家 田口道子氏

コロナ禍で発信された情報

正しい食事
風呂に入る
睡眠をとる

この 3 条件は人にとっては大切な'生きる条件、つまりは自分の生命を
作る仕事です。

1 正しい食事=生命を作る材料を食べる

明日の命の原材料を摂取する食事です。体調に合わせた食べ方があり、朝食は目覚めたばかりの身体を動かす為の食事で、消化に時間を要しない料理で、生食では無く、加工したもの(料理したもの)が良い。昼は体中が活発に動いているので、食べたい料理で構わない。夜は食後、睡眠に入るので、胃腸の消化に負担が掛からず、良質の蛋白質を多く食する事が大切です。

*主菜(蛋白源):魚類 肉類 卵類 豆類 乳類
*主食(でんぶん源):米類 麦類 芋類 雑穀類
*副菜
(ビタミン源 ミネラル源):野菜類 海藻類 茸類 芋類 果物類

(地面の上で収穫出来るもの + 地面の中で収穫出来る物)

*料理法(食べ方)の例
じゃが芋の味噌汁の煮方から
① 水又は冷たい出汁に切ったじゃが芋を加えて煮立て、7~8 分で
作る方法 柔らかく美味しいが、次の日までは持たない。しかし、芋の
煮崩れが無い。
(フレンチの粉吹き芋は水からです)

②熱湯又は熱い出しに切ったじゃが芋を入れて 15 分位煮て作る方法は芋が煮崩れし、身体が温まる汁物です。(フレンチのマッシュポテト、ポタージュは湯からです)

③水又は出汁に分量の味噌の半量位を入れた中でじゃが芋を加えて煮上げた汁物は芋のクセが出ない。(漁師の魚汁の作り方で、生臭みが出難い煮方です)

2 風呂に入る=不浄物を取り除く

新陳代謝を毎日行い、古い身体の組織(垢)や不消化の食べ物、不要の水分を毎日体外に排泄しております。身体全体の穴(皮膚、大便、小便、臍、口、鼻、目、耳)から排泄されますので、綺麗に拭わねば微生物が繁殖させてはなりません。生き物は全て同じ現象をしますが、野生動物も水浴び、砂浴びをしますね。時には小生物が集って処理しておりますね。

*毎日、顔を洗う時、片手のお手窪で水を汲み、目の周りの脂を洗うと白内障予防です。

3 睡眠をとる=体を作る
生物は睡眠の作用が命作り、つまり、寝ている間に新陳代謝が行われます。良い睡眠がとれるように努力致しましょう。

新しい身体作りにより、古い身体の組織を排泄し、身体全体の組織作りです。歯は再生されないが骨は再生されるとも言われておりますが基本的に各部位は周囲が守るように出来ておりますね。命を作る物体の生成が睡眠です。一日食べた物から、分解された栄養素が各部位に血管を通して流れ、行き渡ります。毎日の仕事ですね。

4 スローフードの料理を出来るだけ意識しましょう
自然界で生きている(生物)物から栄養素を料理して摂取することが原原則です。それがスローフードと言われております。
フアスートフードは究極時のみに食べましょう。フアーストとは早い、迅速と言う意味で、一番良いと言う意味ではありません。継続して食べないように心掛けましょう。

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